フェルデンクライス メソッド

ATM:Awareness through Movement 動きを通しての気づき
FI:Functional Integration   機能的統合

マインドフルネスセンターでも一部導入されているフェルデンクライスメソッドとは、

フェルデンクライスメソッドは、体と脳を整え、動作の質を高め心身の健康や能力を高めていきます。

  • カラダに注意を向けること→感覚
  • 動きがあると感覚がより明瞭になる
    リラックスすると感覚がよりはっきりとする。
           ヴェーバー・フェヒナーの法則
  • 気づき、感覚、起きていることに気づいている
  • 今、何をしようとしているのか?
    今、実際に何を行っているのか?
    今、何が起きたのか?
    これらを認識する→有意義な学習が起きる
  • 心地よい体の動きが“脳”を刺激し活性化させる
    →質の変化

赤ちゃんのように自然に!  赤ちゃんのように学ぶ!

我々は生まれてすぐに立って歩けるわけではありません。赤ちゃんは様々な「動き」を行って自分や周りを理解し、その中でどう動くかを自動的に学んでいきます。立ち方や歩き方をコーチから学ばなくとも、また誰かに矯正されたり強要された訳でもないのに育っていきます。

このような学び方は誰でもできますが、成長するにつれて忘れていってしまうようです。

もう一度、そのようなやり方を学びなおすことで、リハビリや能力開発、スポーツなどのパフォーマンス向上に役立てることができます。
それだけでなく、ちょっとした肩凝りから頭痛・腰痛・膝痛などの辛い問題の早い改善にも役立てることができます。

フェルデンクライスメソッドは、プロセス指向のボディワーク。


  • 結果より過程に着目  ゴール→プロセス
  • 活動していないとき、脳は統合の為に働く
  • 頑張りをやめると、効果的なやり方に気づける
    筋肉に負荷をかけない 引っ張らない
  • 自分自身に誠実になり、変化を受け入れる
    積極的に身体に注意を向けて、受け身であるがままの感覚を楽しむ
  • 自分自身に誠実になり、変化を受け入れる
    積極的に身体に注意を向けて、受け身であるがままの感覚を楽しむ

フェルデンクライス博士の考え方

不可能を可能に、可能を容易に、容易を優雅に
あなたがしていることを知れば、あなたは望むことができる
動くことは生きることであり、動きがなければ生きることは不可能だ
人間は常に学習する能力によって変容する可能性を秘めている

目は移ろい、耳は忘れ、行えば悟る

これらのために、
   ・リラックスすること=力を入れない、引き伸ばさない
   ・ 骨が体を支え、骨の中を力が徹って外部に働きかけること
   ・呼吸と動作が互いに自由であること
   ・一つの動作でも全身(すべての関節・筋膜)が関わること
などが、レッスンを通して指導され、定着していきます。
    ※ 努力が必要な状態は、まだ学習されたとは言えません。

動きを通しての気づき: ATM レッスン ATM:Awareness through Movement

楽に丁寧に動くことで体を整え、機敏でやすらいだ心の状態をもたらします。
自分の状態に気づきながら、自分自身に整体やマッサージ等を受けたような効果をもたらします。

仰向けに寝て体をシンプルに観察するところから始まります。

指示に従って楽な範囲で軽く動くだけで、リラックスして体がラクになり、動作が改善されるだけでなく身体の使い方の質も改善されていきます。

1時間から90分くらいで、マッサージを受けたようなリラックスと、瞑想後のような落ち着き、背骨が整って背が伸びた感覚、視界が明るく開けたような感覚を得る方が多くいらっしゃいます。

機能的統合: 施術   FI (エフアイ) レッスン FI:Functional Integration  

整体のように主に手技を使って施術していきます。イメージや動作の支持も行う場合があります。

矯正するというより楽な方向範囲で体を様々に動かしたり、繊細に背骨や関節を動かして全身の繋がりを整えていきますので、とても安全に受けられます。

刺激の少ない優しいタッチで、ストレッチでも指圧でもマッサージでもありませんが、1時間ぐらいでそれ以上のリラックスと背骨が整って背が伸びた感覚、足裏の柔らかさ、しっかりした重心や身の軽さ、苦痛の軽減、などを体験する方が多くいらっしゃいます。

 創始者 モーシェ・フェルデンクライス        

ロシア領ポーランド(ウクライナ説あり)出身 物理学博士 (1904年 – 1984年)イスラエル

イスラエルの護身術を創始し、後に嘉納治五郎から柔道を学び、ヨーロッパ柔道の礎をつくる。

気や丹田を使った技が使え、指導力もあったので日本からきた先生たちの代わりに西洋人にそういう高度な技を教えていた。

あるときフェルデンクライスメソッドの生徒から
「もうそういうものは教えてくれないのですか」と聞かれたときに、
「何を言っているんだ? 今、教えているのがそうじゃないか!」と答えたそうです。

自身の怪我から回復するための技法や考え方を纏め、1949年、『身体と成熟した行動』を出版した。

その他特徴

赤ちゃんの発達・進化プロセス・動物・ヨガ・スポーツ・武術・ダンス・音楽・起居動作などを研究した特別な動作と心理学や大脳生理学・サイバネティクスなどを取り入れた特別なプロセスです。

マインドフルネスのキーワード「いま、ここ」状態にいられるように指示の仕方が工夫されている他に類を見ないレッスンが1940年代から始まり長年の研究により形作られてきました。

創始者フェルデンクライス博士は物理学者であるとともに、まだ古武術的だった頃の講道館柔道の創始者:嘉納治五郎の弟子でもありました。

最近では、ストレッチポール・ボディポテンシャル・ハーモニー体操・あべこべ体操・胴体力メソッドなどのルーツの一つとしてご存知の方も増えてきています。
「動きが脳を変える、活力と変化を生み出すニューロムーブメント」もフェルデンクライスをもとに作られました。